トークショー 「おい!大学どこへ行く?」

今週末、下記のトークショーが行われます。 昨年の京大の教養改革の問題に素直な疑問を抱いた学生たちが、さまざまな教員/研究者にインタヴューをし、一から作り上げた本『ゆとり京大生の大学論--教員のホンネ、学生のギモン』の関連企画で、京都造形芸術大…

シンポジウム「第5広告媒体論--ポスターの理論と歴史」

2013年10月20日(日) 京都国立近代美術館 講堂 主催:美術フォーラム21刊行会 協賛:醍醐書房 『美術フォーラム21』27号「ポスターの視覚文化論」関連企画。 『美術フォーラム』第27号 概要:「広告」や「宣伝」と言えば、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの…

『懐かしさは未来とともにやってくる』

新潟大学の新潟地域映像アーカイブのプロジェクトが中心となって編纂された書籍の一章を担当しました。 佐藤守弘「写真とアーカイブ――キャビネットのなかの世界」原田健一編『懐かしさは未来とともにやってくる――地域映像アーカイブの理論と実際』学文社、20…

フジヤマの両義性

本日発売の『現代思想』2013年10月号にエッセイを書きました。 佐藤守弘「フジヤマの両義性--地理学とピクチャレスク」『現代思想』41巻14号(特集「富士山と日本人--自然・文化・信仰」)青土社、2013年10月、132-142。 http://www.seidosha.co.jp/index.ph…

Railfans and Photography

事後報告になりますが、7月22日〜26日にポーランドのクラクフ、ヤギェウォ大学にて開催された第19回記念国際美学会議(「記念」というのは、第1回が開催されてから100年目だったかららしい)にて研究報告をしてきました。会議全体のテーマは"Aesthetic in Ac…

表象文化論学会第8会大会

お知らせです。 6/29、30に行われる表象文化論学会の二日目のパネル「映像のポスト=メディウム的条件2:メデュウム」(使用言語=英語)で司会、およびディスカッサントを務めることになりました。 研究発表5:Post-Medium Condition of Moving Image 2: Me…

「映像とミクロヒストリー」

ちょっと前(とはいえ奥付の発行日ほど前ではない)に出たのですが、ここに載せるのが遅れました。 佐藤守弘「シンポジウム報告『映像とミクロヒストリー』」『大正イマジュリィ』No. 8(特集:映像に見る一九三〇年代日本の〈小さな歴史〉)、大正イマジュ…

「白昼夢としての京都」

佐藤守弘「白昼夢としての京都――『そうだ 京都、行こう。』が約束する未来」『美術フォーラム21』第27号(特集:ポスターの視覚文化論)、醍醐書房 毎度おなじみ『美術フォーラム21』。これで通算8回めの登場です。今回は特集に合わせて、以前から興味を持っ…

白昼夢とミクロヒストリー

別に上記のタイトルの論文を書いた訳じゃなくて、2つの文章のタイトルを合体させただけです。という訳で刊行物情報×2。

米田知子講演会

5月9日の京都精華大学アセンブリーアワー講演会は、講師として写真家の米田知子さんをお招きして開催されますが、聞き役として私も参加することになりました。 米田 知子「写真のなかの記憶」:京都精華大学 アセンブリーアワー講演会 写真は、確実に見えて…

「写真と仏像」

もう一本、拙論が公刊されています。 佐藤守弘「写真と仏像――〈仏〉の美-化と商品化」『文化学年報』第62輯、同志社大学文化学会、354-364、2013年3月 はじめに/1.仏像写真の系譜/2.仏像写真と美術史/3.仏像写真と奈良観光/終わりに 『文化学年報』は、…

「遺影と擬写真」

拙論が一本、公刊されました。 佐藤守弘「遺影と擬写真――アイコンとインデックスの錯綜」『美学芸術学論集』第9号(特集:身体と同一性)、神戸大学芸術学研究室、2013年3月、54-64。 はじめに/1.肖像写真の真正性――指示対象との同一性/2.不在の痕跡――触覚…

入学式バンド

4月1日、京都精華大学入学式(於・京都国際会館イベントホール)にて演奏した「入学式バンド2013」の映像。 メンバー 大西真由:芸術学部造形学科日本画コース(vo/MC) 阿部文香:人文学部総合人文学科(vo) 那須野茜:人文学部総合人文学科(vo) 米田直…

辞令

本日から新年度です。 さて、本日付けで、教授に昇任いたしました(亡父が教授になったのとほぼ同じ年齢だそうです)。 今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。 ご報告まで。 「准教授ですけど、学部長ですねん」というフリがつかえなくなりましたが……

ICOMAG 2013

一昨年、昨年に続いて、今年もICOMAG(世界メディア芸術コンベンション)に参加します。 icomag.com - 文化庁メディア芸術祭総合ウェブサイトの関連企画です。 今年のテーマは「異種混交的文化における批評(クリティーク)の可能性」です。概要は以下。 日…

Y・アーネスト・サトウ写真展

亡父Y・アーネスト・サトウの写真展が、東京、竹芝のGallery 916にて行われます。写真家、上田義彦氏のギャラリーで、氏のセレクションによる展示です。 Light and Shadow - Y.Ernest Satow | Gallery 916 生前、日本では展示をほとんど行わなかったサトウで…

年賀 2013癸巳歳

新春の言祝ぎ、謹んで啓上致します旧年中と相変わりませず、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。佐藤守弘拝 New York Zoological Society, Measuring the length of a snake, c. 1907. (Measuring the length of a snake - NYPL Digital Collections)

「キッチュと同一性」

年末ばたばたと過ごしておりますが、最後の最後で拙文が掲載された雑誌が届きました。『キッチュ』(‘‡ƒ}ƒ“ƒKŽƒLƒbƒ`ƒ EƒXƒ^ƒWƒIƒLƒbƒ`ƒ @ŒöŽ®ƒTƒCƒg‚͈ړ]‚µ‚Ü‚µ‚½B)というタイトルで、精華大のドクターにいた呉塵罡くんが、編集、マンガ制作(鬼山…

記録集『写真の誘惑――視線の行方』

もう今年はなにもないだろうと先日「2012年総括」をアップしていたら、いきなり今日、もう一件増えました。5月に参加した国立国際美術館でのシンポジウム「写真の誘惑――視線の行方」(シンポジウム「写真の誘惑--視線の行方」 - 蒼猴軒日録)の記録集です。…

2012年総括

講義も全て終わり、いろいろ書き物はたまっているものの、とりあえず2012年を総括してみます。去年(2011年総括 - 蒼猴軒日録)と比べたらどうかな。しかし3月の項目の多さはなんなんだ。 南アフリカ行きなんてのもあった。横浜に行く機会があまりなくなった…

第7回神戸大学芸術学研究会 「身体と同一性」

来週土曜日、以下のシンポジウムに登壇します。タイトルは「遺影と擬写真――ずれていく同一性」としました。例によって遺影写真ネタですが、「身体と同一性」にからめて新味が出せればと思っています。 お時間あれば、どうぞご来場の程を。 第7回神戸大学芸術…

バズカフェVol.4 セット・リスト

恒例なんで、記憶が新しいうちにあげておきます。久しぶりのアナログ回し。「ダブ」というほんわりした指令が安エレ社長からあったんで、はじめはダブを中心に。でも最後はソウル系になってしまいました。On-U多すぎか? Joni Mitchell, "Jungle Line" Afric…

バズカフェVol.4

明日の月曜日、京都精華大、安田電子芸能(安田昌弘ゼミ)主催のバズカフェ第4弾。今回はラッパーのアイシャ・フクシマさん(RAPtivism)をメイン・アクトにして行われます。 そして例によって、12時10分からはToo Many教職員DJs。持ち時間は50分でいろんな…

日本写真芸術学会 第15回 関西シンポジウム

以下の学会シンポジウムに講演者として参加します。演題はお任せと言われたので、持ちネタを出したけど、どうも浮いているような。当日までに写真教育の問題にどのようにつなげるかは熟慮します。 日本写真芸術学会 第15回 関西シンポジウム 写真教育の思索 …

シンポジウム 「映像アーカイブ――記憶の共有化と創造」

9月30日に新潟市で以下のシンポジウムに参加します。 シンポジウム 「映像アーカイブ――記憶の共有化と創造」 2012年9月30日(日)午後2時より 無料(直接会場へお運びください) 会場:砂丘館 | 昭和8年建設の日本銀行新潟支店役宅のお屋敷を、平成17年より…

世界経済史会議

去年のブラジルに続いて、今年も南半球に行ってきます。今回は南アフリカ! アフリカ大陸初上陸です。 しかも今回は、経済史の学会。オレ、経済学科中退なんですが…… 美術の経済というような枠組みのセッションです。ざっと訳すると「美術貿易の技術(アート…

日仏美術学会122回例会

ほぼ一ヶ月ぶりの情報アップです。来る6月30日(土)、日仏美術学会で(何故か)発表をすることになりました。今、必死で原稿を書いています。 “ú•§”üpŠw‰ï第122回例会 日時: 2012年6月30日(土) 14 : 30-17 : 15 場所: 京都大学文学部…

ICOMAG2012記録集

私もモデレーター/コメンテーターとして参加した世界メディア芸術コンベンション(ICOMAG)2012「想像力の共有地(コモンズ):現代社会はマンガとアニメーションによって何を共有しうるのか」の記録集が完成し、下記のページからPDFでダウンロードできるよう…

80年代京都

表象文化論学会のウェブ・ニューズレター〈REPRE〉に、ヴォイス・ギャラリー(VOICE GALLERY pfs/w)の松尾惠さんとの対談が掲載されました。 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:小特集「メタモルフォーゼ」:1.対談 松尾恵×佐藤守弘:1 「森村泰昌と…

横浜・異国趣味

2011年に大正イマジュリィ学会全国大会で行ったシンポジウム(大正イマジュリィ学会)の報告が載った学会誌『大正イマジュリィ』が本日届きました。 佐藤守弘「シンポジウム報告『横浜・異国趣味のイマジュリィ』」『大正イマジュリィ』No.7、2012年3月、6-1…