2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コレクションのコミュニケーション図式

明日、学生がミュージアム・スタディーズの先生と自主的にやっているゼミに参加してくれと言ってきたので、「えらい!」と参加することに。↓の第一章「見えるものと見えないもののあいだ」を読むらしい。もちろんコレクション論には興味があるので、喜んで参…

編集長を出せ!

こんな本が出るらしい。 岡留安則『編集長を出せ!:「噂の真相」クレーム対応の舞台裏』 「満身創痍と形容するほどトラブルや抗議の事例に事欠かなかった『噂の真相』の編集発行人として、内容証明や配達証明の通知、民事・刑事告訴を受け続けた著者による…

仔犬

猫の餌が切れたので、近所のペット・ショップに行ったら、バセット・ハウンドの仔犬が二匹いた。1/29生まれらしい。丁度一箇月目くらいか。二匹でじゃれて、一体化している。指を出したら舐めやがった。徹底的な猫左派(どう左なんか分からんが)の僕でも、…

永ちゃん

昨夜放映されたNHKスペシャル「永ちゃん 俺たちはもう一度走れるだろうか」(http://www.nhk.or.jp/special/schedule.html)はなかなか面白い番組であった。40代になってしまった矢沢永吉ファンのドキュメンタリーと矢沢自身のインタヴューを、作家の重松清…

毛繕い

チビがデカを毛繕い。仲良さそうに見えるが、大体、この後は何故か喧嘩になる(で、デカネコが逃げるというオチ)。

「彫刻」?

美術手帖 2006年 03月号出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2006/02/17メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る特集:「彫刻」ってなんだろう? エッセイとしては、谷川渥「彫刻と人形--比較論の地平」/北澤憲昭「『彫刻』の行旅--…

『UFOとポストモダン』

話題の本。http://www.miyadai.com/index.php?itemid=326で知る。UFOとポストモダン (平凡社新書)作者: 木原善彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/02/11メディア: 新書 クリック: 34回この商品を含むブログ (89件) を見る空飛ぶ円盤(1947-73)→エイリア…

犬の彷徨

犬になって彷徨く→はてなわんわんワールド サービス終了のお知らせ。

中人

デフォルトは坊主頭なので、いつもは自分でスキカルで切ってしまうのだが、寒くって放っていたら、結構伸びてしまったので、出町柳の駅ビル(って程ではないが)の散髪屋で切ることにした。 「大人1400円、中人1000円、小人800円」・・・「中人」か。なかな…

ハチクロ追記

『ハチミツとクローバー』出てる分は全巻読んだ。4巻くらいからギャグのキレも増してくる。竹本くんに青春萌えする長老教員たちとか、藤原兄弟(でもこれはトーマス兄弟@先ちゃんでしょ? 「そ・れ・だ・け・な・ら・ま・だ・い・い・が」)とか。なかなか…

西洋音楽史

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)作者: 岡田暁生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/10/01メディア: 新書購入: 25人 クリック: 169回この商品を含むブログ (217件) を見る以前、ここでも、日本写真史(id:morohiro_s:20050305#p1)、日本…

猫と自然

駐車されている車も、猫にとっては「自然」なんだろうなとふと考える。

ハチクロ

学生のレポートでよく採り上げられていた羽海野チカ『ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)〜(8)』を大人買い。絵もすっきりしているし、コマ割りが少年マンガに近く、さほど複雑ではないので、少女マンガのリテラシーが低い僕などにも読みやす…

駒寄

京都市役所の裏手、多分ほとんどの人が注意して見ないようなところ。おそらくは竹造りの駒寄(あるいは犬矢来)をモティーフとして引用しているのだろう。京都らしさ--僕は「京都性kyoto-ness」と呼んでいる--の表象なのだろうが、あまりに地味すぎて誰も気…

ヴィドラー

Warped Space: Art, Architecture, and Anxiety in Modern Culture作者: Anthony Vidler出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2002/03/07メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (6件) を見る神戸界隈(「ヴィドラー」の検索結果 - shirimeの日記/…

捨てられたカセット・テープ

捨てられたテープは、換喩的にそのかつての持ち主を指し示す。まるで写真のように。もっといえば、まるで遺影のように。 近所の大型ゴミ捨て場に捨てられていたカセット・テープ。スカタライツ、スカパラ、スカ・フレイムズなど、スカ好きの人が持っていたも…

鷺の群

一昨日、鴨川に架かる橋を歩いていたら、水面に白鷺の群れがいることに気付いた。鷺が冬の川に一羽いるっていうのだったらなかなか絵にも俳諧にもなろうが、これだけいると何か屯っているヤンキーみたいで、近くに寄ったら「あ”〜?」と絡んできそうである。

公界の猫

大学に猫が多いのは、基本的には、そこが人間の生活の場ではなく、さまざまな人間がそれぞれの行動を取る公共の場であって、そこでは猫もなんとなく猫自身の生きる圏を暗黙のうちに了解されているからだと思う。要するに、そこでは、人々もいちいち猫がいる…

電気用品安全法続報

以前、id:morohiro_s:20060206#p1で話題にした電気用品安全法(PSE法)に関して、日本シンセサイザー・プログラマー協会(会長は松武秀樹さん)という団体のサイトに次のようなものが上がっていた。 http://www.jspa.gr.jp/pse/

猫雑誌

猫写真ネタ(http://d.hatena.ne.jp/morohiro_s/20060208/p1)を書いたことで思い立って、ちょっと猫写真の現状をリサーチしてみようかと、猫雑誌二冊購入。『猫の手帖』と『猫びより』。あまりこの手は買ったことがなかったけど、編集方針が相当違って面白…

YouTube

YouTubeにはまっている。ヴィデオをアップするソーシャル・ネットワークみたいなもんだが、珍しい映像が多くて。今はミュージック・ヴィデオばっかりチェックしてるが、Drフィールグッド、アンダートーンズ、ダムド、スペシャルズ、スリッツ、ジョイ・ディ…

遺体と写真

別に誰が期待してるってわけじゃないだろうけど、遺影写真の研究者を自認する以上、一言いっとかなきゃって気になって。 以下の記事について。消えるといけないので引用。 <お葬式>カメラ付き携帯で最期の顔パチリ 困惑派・理解派 お葬式の際、亡くなった…

神戸ブランド

今日の昼は出町柳のカミ家珈琲でカレーライス→http://www.onozomi.com/univ_gourmet/topic03_d_kamiya.html。 50年代の創業らしく、京都にはもっともっと古い喫茶店が何軒もあるが、ここもまあ老舗と言ってよいだろう。面白いのが、「神戸の技術」というのが…

サーカス雑感

昨日行ってきた木下大サーカス京都公演(木下サーカス公式サイト【トップページ】参照)に関するメモ。 ビルディング・タイプとしてのサーカスのテントに関する研究ってないんだろうか。ヴァナキュラー建築のことや建築と建造物の境目や恒久性と仮設性の問題…

新館

来年度からの大学の定員増員に向けて、ず〜っと工事していた新館の足場が取れ、姿を現した。id:morohiro_s:20050316で、こぼちの様子を写真に撮ってアップしているので、ほぼ1年掛りの工事だった。研究室の真向かいなので、工事中は結構な音だったけど、よう…

地域主義

アート・シンクタンク(AGA治療のためにザガーロは開発された)というところのメール・マガジンで、五十嵐太郎氏が建築における「地域主義」の問題を連載している。今回届いたのには、鈴木博之のゲニウス・ロキ論とケネス・フランプトンの批判的地域主義を非…

視覚文化としてのサーカス

とりあえず付け焼き刃で基礎知識のお勉強→Circus - Wikipedia 思いついたポイントをいくつか。 サーカス自体の歴史は、古代ローマに遡るが、いわゆる近代サーカス--円形の劇場で、客席に囲まれたアリーナがあって、アリーナで曲馬、アクロバットなどが行われ…

サーカス見物

↓のように予習をして、視覚文化見物会(そんな組織はないけど)として、友人たちと、木下大サーカスに行ってきた。チケットを取るのが遅れ、僕だけポツンと離れた席。しかもリングサイド最前列。おっさんの一人サーカス(はてなフォトライフ - 無料・大容量…

LKJと黒髭

ついでだからLKJの名盤を挙げておこう。ミックスはデニス・《黒髭》・ボーヴェル。いっちゃってるダブ・トラックの上で、淡々と、ぼやき調の抵抗的ポエトリー・リーディング。スペシャルズなどのバックボーンにLKJの影響は大きいという。Bass Cultureアーテ…

聴覚文化リーダー

久しぶりに目次紹介をば。Auditory Culture Reader (Sensory Formations Series)作者: Michael Bull,Les Back出版社/メーカー: Bloomsbury USA Academic発売日: 2004/04/05メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (12件) を見る マイケル・ブル、レス…