複数形の柔道

オリンピックの柔道。日本人がメダル取りまくって、またそれに師弟など親子だの色んな物語も付いてきて大騒ぎしている訳だが、それはそれとして。見ていて面白いのは、いろんな柔道があるということ。A JudoじゃなくてJudos。よく外国の柔道と日本の柔道が違うっていうのはよく謂われるが、その外国でも色々ある。西ヨーロッパのそれと、ロシアのそれとは違うし、グルジアのそれも違う(昨日すこしチダオバっぽい裏投げがでていた*1。)あと、やっぱりブラジルはブラジル。すぐに倒れて下から逆十字なり三角絞めを狙いに来る。やっぱりブラジリアン柔術もかじっているのか。それから、現時点で一番気に入ったのは60kg級で銅メダルを取ったモンゴルのツァガンバートル。凄く早くて、寝技も面白くって、総合格闘技向だと思う。

*1:チダオバとはグルジア相撲。投げ技が多彩で、かつて馳浩が使っていた裏投げはチダオバ流。ちなみにリングス・グルジアの選手も良い選手が多かった。じみ〜なグロム・ザザとか。