アップセッター

今日の濃い〜の。心の師匠、リー・ペリー。80年代後半に、エイドリアン・シャーウッドやマッド・プロフェッサーなどによって、再び復活を遂げたダブの巨匠。この頃は、実際にダブやプロデュースに関わるというより、むしろ自分のいわば「息子」たちがご用意申し上げたトラックの上で、好き勝手に喋っている感じである。「師匠、どうぞお好きに」と言われて、"アイヨ、I am the originator〜"とか何とか適当なことをくっちゃべっていたと想像できる。この写真では、王冠を勝手にかぶらされて、でもそれを喜ぶ訳でも嫌がる訳でもなく、晩年のウィリアム・バロウズとか古今亭志ん生とかと一緒で、何か人間界を離れたどっか飛び抜けたところにいる。眼は完全にstonedでおねむだし。→From the Secret Laboratory。
アイルランドでのギネス・ビールはＣＭにリー・ペリー師匠を起用するという大胆なことをしてる。その中の一つ（http://www.boardsmag.com/screeningroom/commercials/119/）では、地球外から良い脳を集めに来た異星人の役をやっているのだが、それでも王様の格好をしている。笑える。このシリーズについては、リー・ペリーすごいぞ〜ギネスのCFにスクラッチ出演！ - Dubbrock's Dublogを参照。