本地垂迹

morohiro_s2005-11-15

学部生の頃、参詣曼荼羅にちょっと興味を持っていたことがあって、本地垂迹説って面白いと思った。修士の頃は、民衆宗教の研究に興味を持っていたこともあって、初期の天理教などの神仏習合の様相というのもおもしろいなあと思っていた(明治期に教派神道になることによって、天理教から仏教色は消えていくのだが)。そんなことをつらつら考えていて、本地=インドの仏と垂迹=日本の神の関係って、モノ/対象と表象の関係になるのかななんてことを思いついた。別に発展はしないだろうけど。
そんなことを考えさせたのは、道ばたにおかれている木彫りの羅漢像に鳥居が立てかけてあったから。ヴァナキュラーな神仏習合