猟奇とネオリベ

morohiro_s2005-11-27

といっても昨今のネオ・リベラリズムとは何ら関係はない。最近届いた古書目録に載っていた雑誌の名前。『猟奇実話--ネオ・リベラル』だって。東亜社という版元から1947年に出た雑誌で、名前の通り戦後に出た猟奇系のカストリ雑誌のようである。ローマ字で書くと「NEO RIBERAL」。「Liberal」とは違うらしい・・・。
で、何でネオ・リベラルなんだと調べてみたら、版元は違うが同時期に『りべらる』という雑誌が出ているみたい。少しこっちの方が表紙は大人しめで、横溝正史とか、角田喜久雄とかも書いていて、すこしメジャーな感じ(ŽGŽƒoƒbƒNƒiƒ“ƒo[)。これに対抗してというか、これにちゃっかりと乗っかって名付けた二番手なのだろうか。
その目録には、『オール軟派』という雑誌も載っていた。いいネーミング・センスである。