ザ・メスカレロス
急に思い立って大人買い。
なんか、かつての名バンドのリーダーが休止の後に結成したバンドって、結構がっかりしたり、大外しだったりすることがありそうで、今まで手を出さなかった。ポール・ウェラーの最近のソロもチョコチョコ聴いてはいて、がっかりはしないし、非常にクオリティの高いもの付くっているなと思っているけど、買ったあと、そんなに聴いてる訳でもないし。
ストラマーの急死の時にも買おうかなと思ったけど、その時もそれ程食指は動かなかった(かえってその時の方ががっかりするのが怖かったとも言える)。
今回は、別に特に理由があった訳ではないけど、ふとソロの1stを聴いてみて、やられた。『コンバット・ロック』の直後に出たアルバム(別に古いって訳じゃない)と言ってもナットクしそうな仕上がり。
ほんで全部大人買い。ついでにDVDまで。
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ところで、ザ・クラッシュ解散後にメンバーが結成したバンド名って、みんな格好いい。ミック・ジョーンズの「ビッグ・オーディオ・ダイナマイト(BAD)」、ポール・シムノンの「ハヴァナ3AM」、でストラマーの「ラティーノ・ロカビリー・ウォー」。今回の「メスカセロ」っていうのは、ネイティヴ・アメリカンの部族の名前らしい。
メスカレロスでも、レゲエはもとより、テックス・メックスやアイリッシュ・トラッド、はてはテクノまでいろんなことをやってて、それはクラッシュ時代から変わらないんだけど、なんでかストーンズやポール・サイモンみたいな「搾取」っぽさがないのはなんでだろう。