弁慶石

morohiro_s2008-07-05

三条麩屋町の角にある弁慶石。ビルの階段下に置かれているけど、白砂が引いた立派な安置場所が作られている。大切にされているのかされていないのかよく分からんけど。弁慶が持っていたもの(持つにはでけぇよ)で、死後奥州にあったのだが、「三条京極」に帰りたいと祟りをなしたので、15世紀に京都に移ったとか。以下のページの分析が面白い。

なるほど、ある種の聖遺物が、コンテクストの変化によって、記念物→聖跡→記念物と、その機能を変容させられるというわけか。これは、http://f1.aaa.livedoor.jp/~megalith/a0top.htmlというサイトの一部。膨大な内容があるページなので、時間のあるときにじっくり読んでみよう。視覚文化論の講義で、いつも意味作用とコンテクストの話をするときに、「石」を例として話をするだけに、このサイトは参考になりそう。