寿ビルデイング
四条河原町を下がったところにある寿ビルデイング。「ビルヂング」ではなくって「ビルデイング」。こう書く方が少し洒落ていたのか?
- http://sano567.web.infoseek.co.jp/KYOUTORETORO/jidaijyun/jidaijyundata/kotobukibiru.htmによれば、1927年の建造らしい。
こないだの日曜日、ここに行ったのは、中にあるテキスタイル中心のギャラリー、Gallery Galleryで大学の同僚の上野真知子さん(Agano Machiko)の展覧会があったから。これまでの作品と違い、今回は写真とミラー・シートを組み合わせたインスタレーションで、大変面白かった。
偶然にも、もうひとつのギャラリーでは、また知り合いの藤野靖子さんも展覧会をやっていた。こちらは時代劇をモティーフとした織り作品。
こういう建物のなかで、事務所などに混じってギャラリーがあるっていうのは、昔サードギャラリーAyaがあった大江ビル(梅田・西天満/大阪の近代建築・洋館・洋風建築/造形礼賛=吉田鉄郎の設計だったんだ)だとか、MEMがある新井ビル(http://maskweb.jp/b_hotokubank_1_1.html)だとか、大阪にはままあるのだけど、京都にはあまりないような気がする。同時代ギャラリーがある1928ビル(AC1928 1928の紹介=ここは武田五一設計)とか、ニュートロンがある文椿ビルヂング(文椿ビルヂング-文椿ビルヂングについて)とかあるけれど、相当手が入っているので(勿論、昔の侭だからいいと言っている訳ではないが)。