2008-12-07 段ボールの家 届け物が開けられ、まだ緩衝材の新聞や段ボールが入ったままの状態でその間隙に身を埋めて、陽を浴びるアントン。 でも、結局ねぐらを奪われる。 「ここはアタシの!」 旦那 さあ、泣いてばかりいないで、云ってごらん。どこが悲しかった? アントン あそこでございます、あそこでございます 旦那 あそこ? あそこはあたしが義太夫を語った床じゃないか アントン へい、あそこがあたしの寝床でございます