児雷也!
コザルを連れて京都国際マンガミュージアムに「杉浦茂101年展」を見に行く。マンガという視覚メディアは、基本的に壁的メディアではなく、本的メディアであり(この分類は大西廣さんによるもの)、壁的メディアのために作られたミュージアム/展覧会という空間ではなく、本的メディアのために作られたアーカイヴ/図書館という空間に収まるものだから、マンガ、とくにストーリー・マンガの展示というものは、つねに矛盾と困難をはらんでいると常々思っている。その点でこの展覧会は、原画展示や単行本を展示するだけではなく、文字通り、立体的に杉浦の世界を再現したインスタレーションを試みていて、意欲的であると思えた。
顔出し看板コーナーもあった。
コザル初登場
ちなみに入り口辺りだけは撮影可能なのだった。
余談だけど、顔出し看板展示館というサイトを見つけた。