力餅食堂
下鴨の力餅食堂。力餅食堂っていうのは、店頭では赤飯やおはぎを売っていて、店内ではうどん、そばや定食から、寿司、さらにはラーメンやカレーまであるというなんでも食堂（こういうのを普通名詞では「雨風食堂」というとも聞いたことがある）で、中京にも何軒かあった。子供の頃から見慣れているもんで、なんとなく「三河屋」みたいなどこにでもありそうな固有名詞だとおもっていたら、どうやら違うらしい。以下のページを参照。
どうやら明治に饅頭屋として創業した（だからおはぎが付き物なのか）京都・寺町六角の店から暖簾分けでどんどん増えていったものらしい。最盛期には、京阪神と広島に１８０店舗。フランチャイズ式チェーンなどのように資本的な結びつきがあるわけではなく、「精神的な結びつき」でつながっているらしい。すげえ。
と思ったら、最近は後継者不足で１００店に減ったとか。あまり入ったことはないが、なくなると少し寂しい。久しぶりに行ってみようか。
