R眼

眼鏡作りましたよ、メガネ！　生まれてほぼ初めて（コステロや鮎川の眼鏡姿に憧れて、むりやり遠視性乱視ということにして作ったことが20年以上前にあるけど、結局しなかった）。

餓鬼の頃から眼だけはよく、いまだに両眼とも視力1.5をキープしている。ところが40を超えたある日、小さい文字を見るときに、首の筋肉が緊張状態にあることに気がついた。要するに首を後ろに引いてピントを合わせていたのである。
知り合いの2歳上の建築家（視力良し）が、その頃から老眼鏡を掛けだしていたので、ボク自身もどうやら老眼であると納得した。それから、空港で既製の老眼鏡を買ったことはあるものの、数年作ることはしなかったが、最近とみに小さな文字が辛くなってきたので、眼鏡屋に行って作ったという訳。

しかし「老眼」という名前、何とかならんかね。自分が歳を取ったことを認めたくないわけではないけれど、いくら何でも「老」はね。これだけ色々言い換えが進んでるんだから、何かないかと調べてみると正式名称は、「老視」というらしい。

いや、だからその「老」を言い換えて欲しいんやけど。

とりあえず「R眼」と言っておくか。「E電」みたい。

• 「老眼鏡」は「リーディング・グラス」と言い換えられるけど、「老眼」を「リーディング眼」とは言えんしな。
• 比較的、無難なデザインを選んでしまったら、家族の評判がえらい悪い。「真面目っぽすぎて、コントに見える」らしい……