褪色アンパンマン
昨日、伯父の一周忌の後の食事会で千本今出川辺りに久しぶりに出向く。この辺りは、中心部では見なくなった昔ながらの普通のさして特徴もない本屋とか玩具屋とかがまだ残っている。そうした玩具屋の店頭。
何時から置かれているのか知らないが、すっかり褪色してしまったアンパンマンの人形。アンパンマンは、赤、黄、茶などの褪色しやすい色で構成されているので、店頭に出し続けていればこういう風になる。褪色のメカニズムについては、可視光と波長 - 蒼猴軒日録を参照のこと。
ところで、色とりどりの昔ながらの玩具屋の佇まいを見ると思い出すのが『仁義無き戦い』の一本目。松方弘樹演ずる坂井の鉄っちゃんが産まれた子供の為に玩具屋で玩具を買い、出た途端に集中砲火にあって死ぬ場面。平和と暴力のぶつかり合いの名シーンである。
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