批評の技法――現代美術の実践とことば
今週末の土曜日に開催されるシンポジウムの告知です。僕が話を聞いてみたいというお三方にパネリストになって頂きました。刺激的な議論が展開されるのではないかと思います。
- [連続シンポジウム]戦後思想を問い直す視座 〜柴谷篤弘と中原佑介の仕事〜
- 批評の技法(アート)――現代美術の実践とことば:中原佑介の業績をたどる
- http://info.kyoto-seika.ac.jp/event/lecture/2012/post-315.php
- 日時:2012年1月21日(土)13:30〜17:30
- 会場:黎明館2F L-201教室
- 出演:加治屋健司 / 林道郎 / 吉岡洋
- 司会・コーディネイト:佐藤守弘
- 批評の技法(アート)――現代美術の実践とことば:中原佑介の業績をたどる
- 人の死が何らかの時代の終わりを人びとに感じさせることはよくある。美術批評家、中原佑介の訃報も、それに先立つ東野芳明、針生一郎の訃報とあいまって、 多くの人にある時代の終焉を感じさせた筈である。しかし実際のところ、それは何の終わりだったのだろう。戦後美術? モダニズム美術? あるいは日本語で言う「現代美術」?
- 本シンポジウムでは、研究と批評の境目を乗り越えて活躍する方々を迎えて、戦後日本美術における批評と実践の複雑な相互作用を問い直したい。これはただ歴史を回顧するだけにとどまらず、現在の「アート」と批評の関係をも再考することになるに違いない。