色んな由来など

「蒼猴軒日録」は、文書「蔭涼軒日録*1」をもじったもの。「蒼猴軒」は、なにか雅号か軒号が欲しいなと思って嘗て考えた。昔から容貌や動きがサルっぽいと云われていたことから「猴*2」、 ブルースが好きなので「蒼」。後付だけれどセロニアス・モンクの名曲「Blue Monk」にも掛かっている。メール・アドレスの「b-monkey」もこれから。ちなみにログイン・ネーム、morohiro_sは申し込みの時の単な る打ち間違い。morihiro_sのつもりだった。一度登録すると変えられないというので、面倒くさいのでそのまま。

*1:相国寺鹿苑院内の蔭涼軒主の公用日記。1435〜66年(永享7〜文正1)は季瓊真蘂、1484〜93年(文明16〜明応 2)は亀泉集証の筆録。五山を中心とする政治・美術に関する記事が多い(『広辞苑』第五版)。

*2:猿猴」と一言に云うが、本来の中国の字義を辿ると「猿(エン)」は「延(エン)」に通じ、テナガ ザルのこととか。対して「猴」は普通のサルを指す。ニホンザルアカゲザルもこのなかま。孫悟空もテナガザルではない。彼のモデルとなったサルは、金絲猴 といわれている。だから彼は自ら「美猴王」と名乗っている。ゆめゆめ孫悟空を「猿」と呼ぶことのないように。