村岡三郎展

昨日、書き忘れたが、兵庫県美の常設展の中の特別展示として「村岡三郎・鼓動する物質」(http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_0407/t04/main.html)というコーナーがあった。どうやら「美術の中のかたち:手で見る造形」というシリーズの一環らしく、その名の通り立体造形を触覚により感じるという企画。入り口でウェット・ティッシュを渡され、手を拭いて、次々に彫刻に触る。塩の触感、蝋の触感、鉄の触感。それぞれ楽しい。触るって、普通は美術館におけるタブーのナンバー1の行為だけに余計楽しい。で、触りながら思い出したのが江戸川乱歩の小説。