講義・講義・文献講読

1,日本美術史。今日は浮世絵の歴史。2,写真論。複製技術論の付け足しと、インデックス論。はじめマイクがまたトラブったので、中平卓馬のヴィデオを見せる。
5,文献講読@同志社。今日からはじまった。使うテクストは、何回も言及しているが、Practices of Looking: An Introduction to Visual Culture。第6章の広告の分析を扱う。初回なので視覚文化論の成り立ちを、情報満載で話したら、聴講していた院生に「とばしすぎ」といわれた。反省。しかし一日三コマ喋ったら、いくら喋りでも声が嗄れてきた。来週からはちゃんと水を用意していこう。まあ、再来週からは実際の講読に入るので喋る量は減ると思うのだが(←嘘こけ)。
で、今日配布したシラバスに「広告と視覚文化を考えるための基礎文献」として30冊弱*1挙げているのだが、授業中に思いついて口走る文献をまとめるのに「はまぞう」を使えばいいのかなと思った。とりあえず今日挙げたのは、ルネサンス絵画の社会史 (ヴァールブルク コレクション)描写の芸術―一七世紀のオランダ絵画完訳 キーワード辞典教養と無秩序 改版 (岩波文庫 赤 237-1)

*1:以下はシラバスに載せた文献。ルイ・アルチュセール他『アルチュセールの〈イデオロギー〉論』三交社、1993年/池上嘉彦、山中桂一、唐須教光『文化記号論--ことばのコードと文化のコード』講談社学術文庫、1994年/ジュディス・ウィリアムソン『広告の記号論--記号生成過程とイデオロギー』2巻、柘植書房新社、1985年/ジョン・A・ウォーカー、サラ・チャップリン 『ヴィジュアル・カルチャー入門--美術史を超えるための方法論』晃洋書房、2001年/北田暁大『広告の誕生--近代メディア文化の歴史社会学岩波書店、2000年/同『広告都市・東京--その誕生と死』廣済堂出版、2002年/ポール・ドゥ・ゲイ他『実践カルチュラル・スタディーズ--ソニーウォークマンの戦略』大修館書店、2000年/佐野山寛太『現代広告の読み方』文春新書、2000年/ジョセフ・チルダース、ゲーリー・ヘンツィ編『コロンビア大学現代文学・文化批評用語辞典』松柏社、1998年/ジョン・バージャー『イメージ:Ways of Seeing--視覚とメディア』PARCO出版、1986年/マルコム・バーナード『アート、デザイン、ヴィジュアル・カルチャー--社会を読み解く方法論』アグネ承風社、2002年/ロラン・バルト『神話作用』現代思潮社、1976年/同『第三の意味--映像と演劇と音楽と』みすず書房、1998年/ヴァルター・ベンヤミンベンヤミン・コレクション1--近代の意味』ちくま学芸文庫、1995年/ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』紀伊国屋書店、1979年/マックス・ホルクハイマー、テオドール・W・アドルノ啓蒙の弁証法--哲学的断想』岩波書店、1990年/カール・マルクス資本論』第一巻、フリードリッヒ・エンゲルス編、岩波文庫、1969年/丸山圭三郎『言葉とは何か』夏目書房、2001年/ジル・モラ『写真のキーワード--技術、表現、歴史』昭和堂、2001年/吉見俊哉編『メディア・スタディーズ』せりか書房、2000年/同『メディア文化論--メディアを学ぶ人のための15話』有斐閣、2004年。あ〜、見にくい。これらもそのうち、ブクログに挙げる予定