狩野派

京都文化博物館http://web.kyoto-inet.or.jp/org/bunpaku/)で開催している「近世京都の狩野派展」に学生たちを連れて行く。博物館についたら見知った顔が。若冲研究者のI君。今年から働いているらしい。しばし立ち話。学生が揃った(といっても3人しか来なかったけれど)ので、展覧会へ。鶴沢派、京狩野と続き色々解説をしていたら、ご婦人がお二人「参加してもいいですか」と来る。どうぞどうぞと総勢6人で回る。声が大きいもんで、注意される。ごめん。で、回っていたらT先生(おそらく日本で一番有名な美術史家)とばったり。いろいろ人に会う日であった。展覧会としては、狩野派だけでなく、狩野派琳派、上方浮世絵、円山派などとの関係も扱っていたので、近世の美術史を概観するには最適であった。雲鯨という人が描いた絵手本が面白かった。猫の顔の構図の取り方とか、猫と虎の爪の違いとか(もちろんネコばっかりではないけど)。