今日の一曲 "La Vie en Rose"
グレース・ジョーンズ、アルバム『ポートフォリオ』所収、アイランド、1977年
一曲ずつ、「今日の一曲」を挙げていこうかなと、急に思い立った。いつまで続くかわからんが。
で、一曲目はグレース・ジョーンズの「薔薇色の人生」。リズム・ボックスに続いて、アコースティック・ギター、そしてベースが入り、とことんじらす。グレース・ジョーンズは、80年代のトップ・モデルであり、その強力なルックスから007にも出演した。際物扱い。でも曲は際物ではない。ニューヨークのパラダイズ・ガラージでは、いわゆるゲイ・アイコンであったらしい。確かに、高らかにエディット・ピアフの佳曲を、歌い上げる彼女の声は、天に昇るような高揚感(←これ、リダンダント?)で、解放される気分がする。彼女の来日したとき見に行った。ステージにしつらえられた階段の上で、信じられない体型の彼女がアコーディオンを抱え(勿論弾いてはいないけど)、この曲を歌い上げていた。途轍もなく格好良かった。
この曲の試聴は、著作権の関係か、Amazonでは不可能なようです。
- アーティスト: Grace Jones
- 出版社/メーカー: Ume Imports
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: CD
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