今日の一曲"Sneakin' Sally through the Alley"

ロパート・パーマー『スニーキン・サリー・スルー・ジ・アレイ』所収、アイランド、1974年
ジョー・ストラマーの訃報にも驚いたが、ロバート・パーマーの死も同じくらい驚き、悲しかった。今日は彼のデビュー作。イギリスから単身ニュー・オーリンズを訪れ、レコーディングしたもので、とにかくバックが贅沢。二つのセットがあり、一つはニューヨークの腕利き職人たちを集めたもの。リチャード・ティーコーネル・デュプリー、ゴードン・エドワーズのスタッフ勢+バーナード・パーディ。そしてもう一つのセットはリトル・フィートローウェル・ジョージに、地元のザ・ミーターズ。素晴らしい。後者のセットをバックにつけたリトル・フィートの「セイリング・シューズ」もいいが、アラン・トゥーサン作の本作も粘りのあるファンクでたまらない。パーマーの声自体は決して太いものではないが、いい味がある。これだけのとんでもないメンバーに囲まれても堂々としているのが凄い。やっぱり惜しい人を亡くした。

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Sneakin Sally Through the Alley

Sneakin Sally Through the Alley