今日の一曲"Caravan"

ブライアン・セッツァー・オーケストラ『アルティミット・コレクション:レコーデッド・ライヴ』所収、トイズ・ファクトリー、2004年
ストレイ・キャッツ解散後、ソロ・アルバム(悪い出来ではなかったんだけど)が大コケして、しばらく消息を聞かなかったブライアン・セッツァーであった。このまま終わったのかなと思っていたら、1994年に大復活。しかもスウィング・ジャズとロカビリーを組み合わせるという離れ業で。これがまたベスト・マッチだった。よく考えついたもんだ。へたにサイコビリーとかに色目を使わないのがよかったような気がする。
今日の曲は、2001年の日本ライブから。デューク・エリントンの名曲に挑戦。ジーン・クルーパ調のドラムスにイントロに、セッツァーのジャズとロカビリーの語法を組み合わせたギターが絡みつき、そこにウッド・ベースのスラッピングが飛び込んでくる。それにビッグ・バンドのホーンがブロウするという展開。ブリッジの部分になるとトレモロを効かしてヴェンチャーズやディック・デイルなどのホット・ロッド・ギターも感じさせる。この曲では歌はナシで、彼のギターの技巧を盛りだくさんに味わえる。ごちそうさま。
関連日録:id:morohiro_s:20040831

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