臥遊

山水画論における「臥遊」、すなわち山水画を集中して観賞し、果てにはその絵の中に入っていくような態度と、近代の雑誌における風景写真の受容の仕方の違いを考えている。というわけで、久しぶりに『歴代名画記 (岩波文庫 青 555-1)』を引っ張り出し、宗炳という画人の逸話を確認する。