現代音楽ライヴ

久しぶりに現代音楽のコンサートに行った。id:morohiro_s:20050224#p2参照。この第三部だけ行ってきた。現代音楽については、さほど詳しくないが、楽器の音響に拘ったり、あるいは「音楽作品」というものの枠組みを問い直すようなものであり、なかなか楽しめた。
しかし「現代音楽」っていうのも厄介な言葉である。正確にいうならば「ヨーロッパのいわゆるクラシック音楽の伝統の中から出てきたセリエリズム以降の音楽」とでもなるだろうが、長くって仕方がない。で、実際のところでは、ジャズやロック、あるいはテクノや音響派などの諸ジャンルともごったまぜになっている現状もあるし(ただし今日聴いたのは、異種混淆的なところはなかった)。「現代美術」の困難さと通ずる。