ダブとベター・デイズ

『21st Century Dub』。おそらくは日本初のダブのフル・アルバムである。でもその頃は、まだダブのなんたるかは分かってなくて買わなかった。でもニューヨークにいたときにこのテープを発見(ROIRレーベル)。CDも出ていたらしい。バレット兄弟やスライ&ロビー、オーガスタス・パブロ、リコとかと演っている。今聞いても、非常に高質なダブである。ジャズ味やファンクも入っていて。再発希望。こんな頁(http://www.reggae-reviews.com/21stcenturydub.html)で四つ星ならぬ四つドレッドロックスの評価を与えられている。
考えてみたら80年代前半のベター・デイズというレーベルは面白い。日本のフュージョンを紹介するというコンセプトだが、そこにはっぴぃえんど〜YMO系の人脈が絡んでいて、そんな中からこんなアルバムまで出したりするから。http://syokaigentei.seesaa.net/article/2569193.htmlという頁も参照。
追記:調べてみたら、これは『ペッカー・パワー』と『インスタント・ラスタ』の二枚を合わせたものらしい。『インスタント・ラスタ』のメンバーは凄い! こちらを参照→Rasta Instantané (Instant Rasta)坂田明まで入っている。坂田といえばこの間『20人格』も買ってしまった。これもベター・デイズ。Wha-ha-haもここだし、はにわオールスターズとかもここからだったかも知れない。深い。