知覚の宙吊り

ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り―注意、スペクタクル、近代文化』が発売された模様。クレーリーの『観察者の系譜』は、カメラ・オブスキュラからステレオスコープetcという視覚の変容を、フーコー的な近代知の系譜と重ね合わせる視覚文化論の基礎的文献のひとつだが、出版社(十月社=『オクトーバー』から付けた名前という噂)がなくなったため絶版になっている。その辺りも含め、ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り』が平凡社より刊行 : ウラゲツ☆ブログに詳しい情報が掲載されている。