講義+講読

美術史特講(院)。手に入れたばかりのリヒターと杉本博司の図録を見せながらいろいろ喋っていたら授業時間がほとんど無くなる。残った少しの時間で、視覚文化における仲介者の役割についてざっと喋る。
そのあと、研究室にいたら、某出版社の人が来訪。博士論文の出版の件や翻訳について喋る。
今日から非常勤の文献講読がはじまるので、同志社へ。K教授に挨拶に行ったら話し込んでしまって、授業に遅刻。テクストは、スチュアート・ホールによるRepresentation: Cultural Representations and Signifying Practices (Culture, Media and Identities series)の序章、"Work of Representation"を選んだ。文化的表象を「意味作用の実践」として捉えて、ソシュール記号学、バルトの文化記号学フーコーの言説概念の基礎を復習するという内容。今日はイントロダクション。