今田耕司

今日は1日用事もないので、といって朝寝する訳ではなく6時には目が覚めてしまって、下のエントリを書いたり、色んな本をパラパラ捲ったり、テレビをぼぉ〜と見てたりしてて、午前9時からはじまった「人気芸人100人大集合お笑い国盗りクイズ!!芸能界誰についてく?仁義なき派閥抗争SP」という番組を、絶対だれるんだろうなと思って見始めたら、これが意外と面白く、午後2時まで5時間も見てしまった。はぁ。

競争社会の芸能界は、常に戦国時代にあるともいえる。お笑い界で若手タレントたちのリーダー格の7人が、クイズで100人を超える"子分芸人"の争奪戦を展開する。若手タレントたち家来はリーダー格の中から大将を選択し、7つのチームがつくられる。クイズ合戦では小学生の75%が正解した問題などに答えたい大将が名乗りを上げ、2チームによる対戦が決定。早押しでポイントを獲得したチームの大将は、敵チームから好きな人材を吸収していく。この戦いを勝ち抜き、決勝を制したチームが天下統一を成し遂げ、賞金1000万円を獲得する。お笑い界の真のリーダーとなるのは誰か。
http://tv.starcat.co.jp/channel/tvprogram/0405200601030900.html

で、吃驚したのが、こんなグダグダになりそうな番組を今田耕司が見事に一人で仕切っていた事。ルールも確かになかなかよくできていたけど、やっぱり100人の芸人ほとんど(何人か漏れてたとは思うが)にきちんと振って、持ちネタをやらせてあげたり、ボケ合戦を誘発したりと、それでもって番組自体の進行を妨げずと立派なもんで、今田を見直した。勿論吉本芸能に比重は掛かっていたが、100人もいる若手芸人の芸風を半分以上把握し、残りは番組中で覚えていき、的確に振る様には感心した。芸能人が沢山集まるクイズ番組島崎和歌子との奴)の進行を仕切った事で島田紳助は現在の地位を得たというのを聞いた事があるが、規模は違うかもしれないけど、多分紳助より巧かったと思う。褒め過ぎやろか。
思い遣りもあるんだろうけど、リットン調査団いじりがむちゃくちゃ面白かった。「東京の人は今日リットン調査団という名前を覚えて帰って下さい」、「今年最初で最後の全国ネットです」、「6本のウィンナー事件(夕食のおかずがウィンナー6本だけで、リットンの水野がつい4本喰ってしまって、妻が「こんな生活もう嫌」と出て行ったという話)」とか。あと、バッファロー吾郎いじりも。
東野幸治に差を付けられたり、追いついたと思ったらくりぃむしちゅーとかに持って行かれたりと、なかなかパッとしない感じはあったが、苦労の甲斐があったのかな。