講義

日本美術史(留学生)。桃山期から戦前に至る視覚文化における日本と西洋の関係を総ざらえ。とくに、国民国家イデオロギー装置としての「美術」の問題(東アジアの諸地域における「洋画」の問題と併せて)と、1910年代くらいからの「前衛」意識の登場に焦点を合わせて。
その後は次から次へと学生が。いつもはそんなに出入りのある研究室ではないのだが、時期柄か卒論、進路、作品制作などなどと11時から6時まで絶え間なし。しかも、殆ど僕が一人で喋ってたという状態で、我ながら天晴れなお喋りである。