Kraftwerk補遺二題
- 昨日挙げたDVDに入っている《ヨーロッパ特急》の映像で、ロシア・アヴァン=ギャルドの映画作家、ジガ・ヴェルトフの『カメラを持った男』が引用されていることに気付く。僕が持っているヴァージョン(『マイケル・ナイマン カメラを持った男 [DVD]』)は、マイケル・ナイマンが音を付けたものだけど、クラフトワーク(やっぱ英語発音に戻した)の曲の方が合うと実感。クラフトワークのネタもとを調べてみたら面白いかもしれない。僕らの世代で、クラフトワークやYMO経由で戦間期アヴァン=ギャルドに接した人間は多いはず。僕も、美術史の概説の授業でロシア構成主義について習ったとき、「あ、キョージュや」と思ったもん。↓
- アーティスト: 坂本龍一
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: CD
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- クラフトワークがネタもとじゃなくて、クラフトワークをネタにしたもの。チリかどっかのテクノDJが作ったユニット。生楽器で、チャ・チャ・チャやマンボやメレンゲでクラフトワークをカヴァーしてる。抱腹絶倒。それでいて、結構格好良いときてる。《ヨーロッパ特急》のイントロのギロとマリンバでやっちゃうという。冗談音楽好きにはお薦め。
- アーティスト: Senor Coconut
- 出版社/メーカー: New State
- 発売日: 2009/04/13
- メディア: CD
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