展覧会巡り

岡崎あたりをぶらぶらと

  1. http://www.momak.go.jp/0601-German_j.html展@京近美=なんか東京展と並びが違った。東京ではベッヒャー→グルスキー→シュミットと並んでいたように思うが、今回はベッヒャーの次にいきなりティルマンス。あとグルスキーなどの巨大作品が、東京で見た時よりもこじんまりして見えた。天井高のせいか、あるいは二回目だからか。
  2. 京都精華大学卒業・修了制作展@京都市美=最終日に駆け込み。しかし、あれだけ所狭しと、間を取らず並べられていると、一つ一つの自律的な作品という感じが消え、作品と作品を仕切る見えない膜のようなものが溶解して、全体で一つの有機的に合体したインスタレーションみたいになってしまうのが面白い。
  3. 寿ぎの美 展 --新春、雛、端午など細見美術館=ついでに。琳派とか、雛人形とか。

近美の版画コレクション展で、「ネコプリント」という技法を使った作品があって、「ネ、ネ、ネコ」と猫好きは、ひとりで盛り上がってしまった。猫がばれんで刷ってるとことか思い描いたりして。「三原色と黒の4色に色分解された写真などの画像を基にして、色や濃淡の差に応じてインキの色と量を調節しながらスプレーで吹き付ける「NECO(ネコ)プリント」という技法(出典)」らしい。猫とは関係がない。そらそうか。