タイル卍

morohiro_s2006-05-04

地蔵祠のタイル製の「卍」。結構あちこちにある。


「卍」といえば「卍固め」。「オクトパス・ホールド」をそのまま「たこ固め」って訳するわけにもいかずドン荒川の技みたいだもんね)、一般公募したらしいけど、あの掛ける側と掛けられる側の身体が一体化して新種の生物のようになった形を、「卍」という字にみたてたのは、見事と言うしかない(メタファー型のタイトルの典型やね)
みうらじゅんだったか、誰かも公募したらしいけど、今想い出せない。「足かけ○○固め」とかいう見たまんまの記述的な技の名だったような。
あの技自体も良くできていた。相手の顔は猪木の左足で半分隠され(ここがポイント。眼は見えないが、口の部分の苦悶は読み取れる)、対照的に猪木の表情は相手の脇腹の上で、ありありと窺える(またあの顎が強調されて)。まさに、「風車の理論」「相手の技を受けきる」といいながら、結局は相手をまったく光らせないという、猪木のために出来たような技である→http://members.at.infoseek.co.jp/drmick/proresu/waza/manji.htm