UKレゲエ二題

昨日、レコード屋でこんなのも買った。

フー・ライクス・マッカB・ミュージック

フー・ライクス・マッカB・ミュージック

マッド・プロフェッサー率いるアリワ・レーベルの看板DJのベスト。
The Lovers Rock Story

The Lovers Rock Story

70年代に、「ラヴァーズ・ロック」(とろとろ甘甘のレゲエ)という言葉を流布させたもととなったイギリスのレーベルのコンピ。デニス・ボーヴェルが絡んでた。キャロン・ウィーラー(後にソウルIIソウル)やコフィがいたブラウン・シュガーなど(実際に買ったのは、日本盤(ラヴァーズ・ロック・ストーリー)の方だけど、画像がないので)。


甘い歌と変態ダブと政治的な姿勢というあまり相容れそうにないものを強引にまとめ上げてしまうUKレゲエの重層性がよく把握できる二枚。


こうした土壌からグラウンド・ビートやらトリップ・ホップやらドラムン・ベースが生まれてくる。もちろんパンクとの接触も含めて考えると、「場」とか「環境」の面白さを感じる(「風土」というと本質的になっちゃうけど)。こういう動きは「本場」ジャマイカではなかった訳だし。