「紺碧の空」と「六甲颪」

甲子園の決勝は凄いことになって、あまり普段は高校野球を見ない僕でも、昨日は見てしまった。今日は見られなかったけど。で、甲子園に鳴り響く「紺碧の空」http://www.w-ouen.com/ouenka.htm#konpekiをなかなか懐かしく(一応早稲田に草鞋を脱いでいたし)聴いて、大学だけじゃなく、早実の応援でも使うのかと思って、ちょっと調べてみたら、作曲者の名が古関裕而。あれっ、どっかで聞いたことあるなと思ったら、やっぱり「六甲颪」の作曲者だった。古関裕而 - Wikipediaによれば、「和製スーザ」と呼ばれていたらしい。作曲は山田耕筰に師事し、新民謡などを作っていたみたい(この辺り興味深い)。上記2曲は30年代の作曲だが、戦後にも「イヨマンテの夜」、「君の名は」、そしてそして「モスラの歌」と歌謡、映画音楽とさまざまな佳品を遺している。東京オリンピックの曲も作っている。また、作った校歌は300曲以上だとか。う〜ん、浪花のモーツアルトより凄いかも。なかなか面白そうな人である。
以前「トリビア」でも出ていたが、戦後にはジャイアンツ応援歌も慶應の応援歌も作っている。野球自体に興味はなかったらしいが、節操ねぇ〜。


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