『記憶を超えた過去』

The Birth of the Museum: History, Theory, Politics (Culture: Policy and Politics)を書いたトニー・ベネットの近作のミュージアム論を入手。


Pasts Beyond Memory: Evolution, Museums, Colonialism (Museum Meanings)

Pasts Beyond Memory: Evolution, Museums, Colonialism (Museum Meanings)


トニー・ベネット『記憶を超えた過去――進化論・ミュージアム植民地主義

  • 1,死んだサーカス――専門技術・進化論・政治
  • 2,歴史学の考古学的まなざし
    • 歴史のがらくた
    • 岩を読む
    • 時の中で充たされる
    • 動く歴史
  • 3,ミュージアムの再構築
    • 進化論のブラック=ボックス化
    • 過去の官僚化
    • 考古学的なモノ
  • 4,文明の結合された過去
    • 過去の蓄積――習慣・記憶・自主管理
    • 自我と社会性の考古学化
    • 進化論、文化、リベラルな政治
    • 進化論的な蓄積者
  • 5,選択的な記憶――アメリカ自然史博物館における人種的な回想と市民的なリニューアル
    • 進化論、倫理、政治――フィランソロピーと国家
    • 自然からの多くの教え
    • 人種の血漿を更新する――蓄積と差異
  • 6,進化論的な爆心地――植民地主義と記憶の襞
    • 植民地的リベラリズム
    • 悪循環と冗長な話――創造の見取り図
    • 過去を皮相化する
    • 「殺せ」から「生かせ」へ
  • 7,言葉・モノ・視覚――進化を「一目で」
    • 中間の空間――進化論とその盲点
    • 見ることと知ること
    • 分類と視覚的なものの配置
    • モノの腹話術と進化論的専門技術
    • 明確な集中
  • あとがき,ゆっくりしたモダニティ