東京ビートルズ

前から聞いてみたかったけど、なかなか機会がなくって。でも遂に買うてもうた。

meet the 東京ビートルズ

meet the 東京ビートルズ

大瀧詠一監修で再発されたもの。すごくちゃっちいアレンジにちゃっちい訳詞。「オープリーズお前を抱きしめたい」とか、「いつまでもそんなにわがままを言わずに/カムオン・カムオン・プリーズ・プリーズ・ミー」とか、「ランチキさわぎのダンスパーティーだ(ツイスト・アンド・シャウト)」とか。極めつけは「買いたい時にゃ金だしゃ変える/ダイヤにミンク何でも買える/それでも買えない真心だけは」。詩は、漣健児(漣健児)。
でも結構何回も聞いてしもた。しかし上のアマゾンの表記だと、レノン=マッカートニーが参加してるみたいだけど、もちろん楽曲提供だけ。
内ジャケにはこんな写真が。

ビートルズと一緒に、と思いきや、これもニセモン。「ガイジン」だったから、よかったのか。


「東京○○」と言えば、小学校の時、看板を見て、子供心にも「安〜」と思った『東京エマニエル夫人』。結構ヒットしたらしく、味をしめたか、主演の田口由美を使って、『東京ディープスロート夫人』なんていう映画も作られたとかhttp://diskunion.net/detail.php?goods_id=IND06013&genre_id=9。しかし、単なるパクリだったら『東京ディープスロート』でよかろうに、パンチが少ないと思ったのか「夫人」つき。訳分からん。すっげえブリコラージュ。


でも考えてみれば、ビートルズもエマニエルも、小学生の鼻垂れにとっては、「ガイジン」というレヴェルで似たようなもんだったなぁ。そういや、梓みちよかなんかも「エマニエル夫人」の主題歌に訳詞付けて唄ってたな。