庭園論
庭園論の文献もそろそろ読み進めていかなければ。というわけで久しぶりに本棚から安西信一『イギリス風景式庭園の美学―「開かれた庭」のパラドックス』を引っ張り出す。参考文献に挙げられているSimon Pugh, Garden, Nature, Language (Cultural Politics)を探さなきゃ。あと、John Dixon Hunt, The Figure in the Landscape: Poetry, Painting, and Gardening During the Eighteenth Centuryも。
高山宏『庭の綺想学―近代西欧とピクチャレスク美学』もざっと再読。やっぱりいろんなものを繋げるのはうまいなぁ。「アルス・コンビナトリア」を愛する人なだけに。
ヨーロッパにおける日本式庭園の歴史も押さえとこう。
- とりあえずはモネのジヴェルニー。これが1895年→fondation claude monet Fondation Claude Monetと昨日届いたMonet's Garden
- 万博における「日本式庭園」、なかんずく1893年、シカゴのコロンバス博における鳳凰殿と庭園は抜かせまい→http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/tenjikai2003/tenji/index-n.html/Osaka or Phoenix Foundation Garden -JPAC site
- 20世紀初頭に出来たアイルランドはタリーの日本庭園→http://www.irish-national-stud.ie/japanese.html
どれにしても橋がポイント。
「ジャパニーズ・ガーデン」の現状も知っておきたいので、いろいろ調べてたら、JapanGarden.co.ukっていうサイトにぶち当たった。すっげえ。キモノや、タタミ・マットはもとより、庭に置くブッダ(Fat "Happy"...:って布袋さんやん)や、イミテーションの錦鯉(Warning :: JapanGarden.co.uk)まで売ってるよお。