ゾートロープと視覚装置

ゾートロープとは、アニメーションのひとつの祖と言われるもの。連続した絵が描かれたストリップを回転させて、それをスリットから覗くと、絵が動いているように見えるというもので、仮現現象を応用した視覚装置のひとつ。解説はこちら→http://jvsc.jst.go.jp/find/anime/rekisi/list/zoet_01.html
ドイツ製のもので、もとからついてきている絵柄のほかに、相沢康夫さんという方が作ったオリジナルの絵柄も付いてきている。また絵が描いていないストリップもあるんで、いちどマイブリッジのやつでも切り抜いて貼ってみたり、自分でなんか描いてみよう。学生に作ってもらってもいいかも。
前から欲しいと思ってたもので、こないだ子どもの本とおもちゃ 百町森:百町森の中の通販ページ(http://www.hyakuchomori.co.jp/topics/koputa_0511/koputa_0511_top.html)で思わず購入した。ほかにもソーマトロープ*1ピープ・ショー*2、ミリオラマ*3も購入。高価なプラキシノスコープ*4は、今回は保留。

*1:円盤を回転させると表の絵と裏の絵が合わさって見えるという装置。籠と鳥のやるが有名。カタカナで書くと「ゾートロープ」と似ていてややこしい。

*2:蛇腹を伸ばすと立体劇場のようになる絵本

*3:24枚の絵を自由に組み合わせることによって風景を作り出す装置。小川信治展 - 蒼猴軒日録を参照

*4:鏡を使ったゾートロープ