沖縄美ら海水族館

噂通り、やっぱ良くできていた。


はじめに実際に磯の生物を触るコーナーから始まって、段々と水深が深くなってくるというストーリー。



特に光の使い方が巧い。もちろん、これは水族館(或いは劇場/映画館)の常套手段だろうが、見る側を暗くして、水槽を明るくすることによって、見る側の没入感を増す仕掛けがあちこちにある。また、差し込む自然光をコントロールして、光のカーテンのようなものを作り出すなど、相当な工夫が見られた。


で、売りは世界一の大水槽なわけで、ちょっと溜めすぎかというくらいに勿体を付けてから、登場する。これが完全に映画館の巨大ワイド・スクリーン。一度、スクリーンと水槽の問題は考えてみないといけないかもしれない。環境ヴィデオに水中のシーンを延々と写すものが多いような気がするし、魚を飼育するゲームもあったな。



しかも後方には階段状の客席まで設えられていると来ている。観客の滞留時間も相当長い。



みんな写真、撮りまくり。


しかし、連休明けの平日にもかかわらず、この混みようは凄い。休日はえらいことになるとか。
それに比べて、同じ公園内にある国営沖縄記念公園 海洋博公園 首里城公園が可哀想なほど、空いていた(われわれ以外に観客は一人だけ……)。結構、立派な展示なのに。