カトリーヌ・グルー氏講演会

明日、京都国立近代美術館で、以前討論会:「風景の背後:過去と未来の間で」でご一緒したカトリーヌ・グルーさんの講演会が開かれます。

  • http://www.momak.go.jp/Japanese/news/20070324.html
      • 英語。逐次通訳あり
    • 日時:2007年3月24日(土)午後2時〜4時
    • 場所:京都国立近代美術館1階講堂
    • 聴講料・定員:聴講無料、先着100名
    • 講師略歴:Catherine Grout (カトリーヌ・グルー) 
      • École nationale supérieure d’Architecture et de Paysage de Lille 
      • 美術史家、美術批評家。リール大学助教授。著書に『都市空間の芸術―パブリックアートの現在』など。
    • 講演内容
      • 今回の講演では、表象としての「風景」ではなく、身体の動きをともなって経験する「風景」という概念について、現代美術家のマルセル・ディナエ、クリストフ・ゴネ、ベタン・ヒュー、ジュゼッペ・ペノーネ、ジョルジュ・トラカによる彫刻やインスタレーション、ヴィデオ、パフォーマンス等の作品を例に挙げながらお話しします。こうした作品が提示するのは、垂直性や水平性に対する我々の感覚に始まり、空気や水、地球、石などの基本元素との関係にまで及ぶ、私たちと地面・空との相互関係についての問題です。(カトリーヌ・グルー)