『写真の他の歴史たち』

買っていて、読んでない本を紹介しとこうっと(放っておくと、本棚に埋没してしまうから)

Photography's Other Histories (Objects/Histories)

Photography's Other Histories (Objects/Histories)

クリストファー・ピニー、ニコラス・ピーターソン編『写真の他の歴史たち』

    • クリストファー・ピニー「序:社会の他の半分はどのように……」
  • 1, 個人的なアーカイヴ
    • ジョー=アン・ドリーセンズ「写真と折り合いを付ける」
    • マイケル・エアード「アボリジニとともに育つ」
    • フラー・J・ツィンナージニー「写真が万言に値するのはどのような時か?」
  • 2, 視覚的な経済
    • ロズリン・ポイニャント「職業的『野蛮人』の作り方――P・T・バーナム(1883)から『サンデー・タイムス』(1998)まで」
    • ジェームズ・ファリス「ナヴァホ族と写真」
    • モーリス・ロウ「日本の植民地的な眼――科学、探検、帝国」
    • ニコラス・ピーターソン「変容する写真の契約――アボリジニとイメージの倫理」
  • 3, 自己形成とヴァナキュラーなモダニズム
    • デボラ・プール「フィゲロア・アズナールとクスコの〈インディヘニスタ〉――20世紀初期のペルーにおける写真とモダニズム
    • クリストファー・ピニー「イメージの表面からのノート――写真、ポストコロニアリズム、ヴァナキュラーなモダニズム
    • ハイケ・ベーレント「ケニア、モンバサのリコニのフェリー船の写真家たち」
    • ティーヴン・スプラーグ「ヨルバ族の写真――ヨルバ族は自らをどのように見ているのか」

デューク大学出版局から出ている人類学/マテリアル・カルチャー研究の叢書"Objects/ Histories"の一巻Amazon.co.jp: Objects/ Histories duke


とりあえずタイトルは、『写真の他の歴史たち』とそのまんまで訳しているけれど、我ながらまずい訳。「Other」には当然「他者」が掛けられているわけだし。でも取り急ぎってことでお許しを。