宮武東洋
こないだのエントリ（国宝ローズとジャパニーズ・アメリカン - 蒼猴軒日録）で、宮武東洋について書いたけど、そのついでにいろいろ調べていたら下記の本を見つけた。
宮武東洋の写真―マンザナー日系人収容所の記録・ロサンゼルス・オリンピック1932……
- 作者: 宮武東洋
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1984/07
- メディア: 大型本
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マーケット・プレイスに出てたので、取り寄せる。
ピクトリアリズムの写真（Japanese Camera Pictorialists of Californiaあたりで発表してたような）は少なく、表題にあるとおり、マンザナー収容所での写真やロス五輪の報道写真などが中心。その一方で、彼の経営してた写真館で撮られたポートレートなども所収されている。これが陰影を効かせたポートレートでなかなか面白い。ロサンゼルスを訪れた竹久夢二、笠置シズ子、美空ひばり、湯川秀樹などなどの写真が残されている。またハリウッド・ボウルでのバレエやダンスの写真もまたまた素敵である。
検索していたら宮武東洋写真館は、まだロサンゼルスで営業していて、彼の孫のアラン・ミヤタケ氏が嗣いでいるらしいことも分かる。
また彼の伝記映画もある模様。取り寄せてみようかな？
