尖塔

morohiro_s2007-09-18

ある建物が壊され、駐車場となったおかげで、二町ほど先にある京都ハリストス正教会の尖塔が見える。なかなか夕焼けに映える教会の尖塔というのもええものである。
ちなみにこの教会は、日本でもそんなにない正教(東方教会)系の教会堂で、1903年の建立→http://sano567.web.infoseek.co.jp/KYOUTORETORO/jidaijyun/jidaijyundata/harisutosu.htm


ここからは余談。建物の間から見える神田のニコライ堂(これも正教系)のドームがトリックとなるミステリを読んだ覚えがあるけど、誰のだったっけ。北村薫だったかな?
で、「北村薫 ニコライ堂」で検索してみたら、一発で引っかかった。これ。

冬のオペラ (角川文庫)

冬のオペラ (角川文庫)

また久しぶりに北村薫も読み返してみようかな。


さらに余談。昔、ニューヨークで、ESLにいたころ、グルジア出身の留学生の家に行ったことがある。カレンダーに、正教の司教の絵が描いてあったので、「ギリシャ正教か?」と聞いたら、すっごい真顔で「違う! グルジア正教だ」って言われた。そうか、カトリックとは違って、正教は、国々で別組織なんだと思ったっけ。あそこの場合は、またソ連からの独立とか色んな問題が絡むんだろう。「ロシア正教か?」って聞いたら、もっと真顔になったかも。
そういえば、「グルジア」は、英語では「ジョージア」って発音する。「I'm from Georgia」って、アメリカ人なのに、なんでESLに君はいるんだ、そして何でそんなにアクセントがあるんだって思ったことも思い出した。


さらにさらに余談。グルジアっていえば、スターリン(ミチロウじゃないよ。ヨシフの方。出身地)とリングス・グルジア。いたなぁ、グロム・ザザとかビターゼ・タリエル。ちなみに上記の留学生は、タリエルによく似ていた。