書き込み

morohiro_s2007-11-18

ある人からロザリンド・ウィリアムズ『地下世界―イメージの変容・表象・寓意 (テオリア叢書)』が面白いと薦められて、取り寄せ、読み始める。文学、思想、技術と多方面にわたるジャンルにおける「地下」に関する言説が丹念に分析されていて、なるほど面白い。観念史(History of Ideas)ってやつかな。


ところで、これはアマゾンのマーケット・プレイスで買ったんだけど、書き込みが凄まじい。相当読み込んだらしく、線や書き込みが無数にある。古書の書き込みっていうのは、前に持っていた人の姿が垣間見えて、嫌いじゃないんだけど、ここまで書き込んであるのは珍しい。ここまで読み込んだものを手放すってなんでだったんだろうと、少し思いを巡らせる。