観念史事典
上の本もおそらくその一部として挙げられるであろう観念史(History of Ideas)の事典、Dictionary of the History of Ideas: Studies of Selected Pivotal Ideas (高山宏氏がよく言及する本)のウェブ版が存在することを知る。
こりゃ使える。
この本(新版)についての説明は、→http://www.thomsonlearning.jp/gale_print/2007/01/post_8.html。
- しかし、History of Ideasっていうディシプリンの訳語って難しい。「観念史」ってのもいいけれど、「思想史」や「哲学史」との違いが際だってこないし、なんかちょっともともとの学際的なニュアンス——History of ideas - Wikipediaで説明されている「哲学史、科学史、文学史をまたぐ研究」というようなもの——からずれるような気がする。「カルチュラル・スタディーズ」とかと一緒で、結局「ヒストリー・オヴ・アイディアズ」ってやるのが一番なのかな。