作者論

新聞の書評を見て購入。

副題の示すとおり、ギリシアから現代に至る「作者」の変遷を描いた壮大なもの。ギリシア、中世、ルネサンス、経験主義、ロマン主義モダニズムマルクス主義現象学からポストモダニズムフェミニズム、IT時代と本当に「プラトンからIT革命」だ。これだけの長いスパンを扱っているため、1章1章のヴォリュームは少ないが、全体の流れを勉強するにはよさそう。