『〈海賊版〉の思想』

〈海賊版〉の思想‐18世紀英国の永久コピーライト闘争

〈海賊版〉の思想‐18世紀英国の永久コピーライト闘争

18世紀イギリスで、版権を永久に独占する「永久コピーライト」を主張するロンドンの大書店主たちに戦いを挑むスコットランド出身の「海賊版」出版者、ドナルドソンというとてもとても面白く痛快な話。このベケットvsドナルドソン裁判で「海賊版」側が勝たなければ、コピーライトは永遠に独占されることになってしまっていたという。「作品」の所有権と公共性の対立、そんな昔からあったんだ。