『異星の客』
消費者運動家、ラルフ・ネーダーがまたまた合州国大統領選に出馬ってんで、思い出した本がこれ。
- 作者: R.A.ハインライン,井上一夫
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1969/02/24
- メディア: 文庫
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なんでネーダーと『異星の客』かっていうと、なんか両者が関係があるってのを読んだような気がするから。でも、ネットでいろいろ探してみても、両者の関係については全然言及がない。なんでそう思ったのだろう? 創元文庫版の解説か何かにかいてあったような気がするんだが……。現物が見あたらないので分からない。
でも、この本が出たのが61年で、ネーダーが活躍し出すのはもう少し後だろうから、やっぱり勘違いか。
しかし、この本ははまったな。『宇宙の戦士』とか、反動的でタカ派イメージが濃く敬遠していた(『夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))』など初期のものは別ね)ハインラインがこんな小説を書くとは、て感じ。
内容は→異星の客 - Wikipedia。Stranger in a Strange Land - Wikipediaは当然もっと詳しい。ジェンダー/セクシュアリティ批評からの批判もきっちり書いてある。
原題もいい。Stranger in Strange Land。StrangerとStrange。「見知らぬ」と「奇妙」のダブル・ミーニングなんだろうな。しかしこりゃ訳しにくい。『異星の客』は、苦心の訳か。
ところで宗教絡みのSFで思い出すのはこれ。ボコノン教、大好き。
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/07/01
- メディア: 文庫
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『異星の客』と読後感が近いのはこっちの方だけど。
- 作者: 高橋和巳
- 出版社/メーカー: 朝日新聞
- 発売日: 1993/06
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- 作者: 高橋和巳
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あと、ずるずる横滑りするけど、原題からの連想からか、このアルバムを思い出しながら読んだ。
- アーティスト: Doors
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 2007/03/27
- メディア: CD
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