『写真空間』第1号

そうそうたる面々に混じって、ボクも一編寄稿した新雑誌『写真空間』が届きました。特集は「『写真家』とは誰か」というものです。
まもなく本屋にも並ぶと思います。書影はまだありませんが、アマゾンにも出ていました。

写真空間〈1〉特集 「写真家」とは誰か

写真空間〈1〉特集 「写真家」とは誰か


楽天ブックスには書影あり。表紙はオノデラユキ氏の作品。
[rakuten:book:12837554:detail]

誰もが「写真家」でありうる現在、イメージは世界を覆い尽くした。世界を批判的に再考して再創造するために写真メディアと向き合い語り尽くす。気鋭の論者たちの特集と連載が「写真空間」を立ち上げる。

  • 序章「写真家はどこへ」
  • 第1章「歴史のなかの写真家」
  • 第2章「越境する写真家」
    • 林道郎「現代美術のなかの写真(家)」
    • 菊地暁「ニッポンの民俗写真、あるいは〈民俗学者〉としての写真家」
  • 第3章「写真家の現在」
    • 土屋誠一「デジタルイメージは写真か――写真の消滅とイメージへの責任」
    • 楠本亜紀「ドキュメンタリー写真の地平、の一歩手前」
  • 第4章「消失する写真家」
    • 杉田敦×竹内万里子「対談:『写真/写真家』から遠く離れて」
  • 連載
    • 金子隆一「写真展評」1
    • 伊勢功治「一九二〇―三〇年代の日本の写真雑誌」1
    • 清水穣「逸脱写真論」1
    • 犬伏雅一「視覚文化論の可能性を問う」1
    • 堀潤之「映画にとって写真とは何か」1
    • 長谷正人「ジオラマ化する世界」1