ブラジョン

スティングレイといえば、ブラザーズ・ジョンソンのルイス・ジョンソンだけど、右利きのルイスと、左利きのジョージっていう組み合わせって、まさにミュージックマンのロゴそのもの。どっちが早いんだろうはてなキーワードによるとロゴの方が早いらしい)
Strawberry Letter 23: The Very Best of the Brothers Johnson
残念ながら、このジャケットではアレンビックのベースだけど。
しかし、ブラジョンって、今聞いても凄くお洒落id:akihiro_u君、相当好きやったよね)。流石、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子だけあって、クインシー・サウンドの一番良い部分を貰っているって感じ。そこに少しP-Funkっぽい雰囲気も漂わせつつ、フィリーも入り。でもディープにはなりすぎず、あくまでもポップに。そこが物足りないって思う人も多いだろうけど、あくまでもファンクを取り入れたポップ・ミュージックとして聞けばいいんだと思う(それこそ、クインシーが目指していたところだろうけど)


ブラジョンといえば、どうしても弟ルイスの超絶強力破壊的電撃スラップ・ベースが目立ってしまって、ヴォーカル&ギターの兄君ジョージは、地味に感じられるんだけど、久しぶりに《ストンプ》とか、《ゲット・ザ・ファンク・アウト・マ・フェイス》とかを聞くと、ジョージのステディなリズム・カッティングが重要なことがよく分かる。


↓のアルバムが、iTMS‎ブラザーズ・ジョンソンの「Strawberry Letter 23 Live」をApple Musicでにあるのを発見して、落としてたまに聞いている。ヒット曲だけではなくて、スライの《ファミリー・アフェア》とか、キャミオの《ワード・アップ》のカヴァー・ヴァージョンも入っていて、楽しい。もちろん「雷親指(Thunder Thumb)こと、ルイスのソロ・コーナーもありという、盛り沢山なソウル・レヴューって感じ。

Strawberry Letter 23: Live (Bonus Dvd)

Strawberry Letter 23: Live (Bonus Dvd)

以前、YouTubeで、ルイスのスラップ・ベース教則ヴィデオ([:title]「Louis Johnson - bass slap lesson」で検索したら出てきます)を見つけたんだけど、凄すぎて何やっているんだか分からない。この手のヴィデオによくあることだけど、勉強にならずにただただ感嘆するだけってヤツ。大体手の大きさが違う。ネックの太いスティングレイで、4、3弦を親指で押さえながら、弾いているんだもん。ムリ。同じようなことがコメント欄に延々書き込まれているのには、笑った。「これってレッスンなの???」とか。